スパイス活用法 vol.1 ~シナモン~

皆さん、こんにちは(^_^)/

富山県にあるインド雑貨ショップ ラマナ・ムーン店長のてぃだです♪

これからスパイスの活用法についてお伝えしていきたいと思います。

第1回目にご紹介するのは、日本でも身近なシナモンについてご紹介したいと思います。


日本では「桂皮」「ニッキ」という名前で知られているその総称が「シナモン」と言われています。

種類について

日本で販売、使われているものの殆どは中国やベトナム産の「カシア」という種類でシナモンの仲間という類似種であるが、本物のシナモンとは異なるのです。その「本物のシナモン」「真のシナモン」と言われているのがリランカ原産の「セイロンシナモン」になります。

 インドのシナモンは勿論「セイロンシナモン」にあたりますが、同じインド国内でも地域の差があり、スリランカ原産というと南インドの方が地理的に近い為、オリジナル性がある気がしますが、北インドのヒマラヤ地域で育ったシナモンはヒマラヤの麓の四季のある樹木は「シナモンスティック」に加工されないものあり、安価で中には中国原産と同じカシアの可能性のあるものもあります。北インドでは大木で樹齢の高い樹木の一番外側をはいだだけの形のものが多いです。

セイロンシナモンのシナモンスティックは高級なものほど薄く加工され、数枚重なっている。
こちらは中国の「カシア」で皮を剥いで重ねることなく薄く切り取ったのを1巻きにするのが特徴。
上の写真はカシアのシナモンスティック。

パウダーとしての使用より固形を煮たり、炒めた使用がインド式

 日本でシナモンというと、スティックかシナモンパウダーのイメージが強く、飲み物にかけて混ぜるとかお菓子に振りかけて…というパウダーの使用の方が一般的だとおもいます。

 しかし、インド料理ではスティックでもパウダーでもなく、桂皮を剥がして乾燥させたものを油に入れたり、お湯で煮出すという使い方が一般的。

インドのキッチンで使われるシナモン

効能と成分の違い・副作用

そのシナモンの効能はあまりに有名で、美味しいだけでなく、美容などにもいいとされたり、糖尿病などの病気のメンテナンスにも使われますが、もしその「シナモン」が「カシア」の方であれば、シナモンの成分にある「クマリン」という成分が「カシア」の方が高く、肝機能に悪影響を与えたり、中毒性が高いとされていますので、種類を知って摂取量、使い分けなどをする必要があります。

血液を浄化・血液を元気にしてくれるという所からの関連で、血液や細胞、肌を元気に若返らせる効果、動脈硬化の予防と改善、アンチエイジングも高いとされています。

活用法

スパイスライス

様々なスパイスをお米に入れて炊くのは単なる美味しいレシピというだけでなく、天候や体調に合わせて行うインドのお母さん(魔女達)の台所療法として有名です。

普通の料理だけでなく、何故お米にスパイスを入れるのか?というのは、特に北インド地方ではとても大切な智慧でもあり、寒い季節やヒマラヤ山岳地帯の冷えからくる様々な病気を防いでくれる事になります。

 そもそも、お米は身体を冷やしたり、粘質を体内に残すもの、重いものとして悪いカパを増やして肥満やむくみの大いなる原因にもなりますし、寒い時期や風邪を引いている時は白米は極力食べないようにするという意識が北インドでは定着しています。

 白米でなく、色があるかどうか?という事ではなく(ターメリックやサフランライスが有名ですが)様々なスパイスをその時に合わせて入れてからお米を一緒に炊くという方法でお米を摂取する事での冷えや重さ、むくみなどを解消しようとしているのです。

シナモンスウィートポテト
シナモンと抜群のスウィーツといえばりんごを思いだすと思うのですが、他にもおすすめなのはサツマイモとの相性です。

サツマイモも、お米同様に糖分と重いのが気になる食材ですよね。
でも食べたい!という時の補いに、ミルクパン程度の鍋に少量のお湯を沸騰させ、そこにシナモンを入れてよく煮出します。そこにカットして煮たサツマイモなどを投入し、シナモンのエキスとよく絡めます。

サツマイモ自体の甘さだけに留めたい場合はこのままでもいいですし、味を引き立たせて甘みを楽しみたい場合は少量の岩塩を入れて絡め、甘さが少しでも欲しい人はグル(ジャグリー)などの天然糖や、アーユルヴェーダレシピであればシャタバリカルプをさらっと一サジからめてあまくしてもいいでしょう。


【Som Adi Veda 北インドスパイス基礎講座より抜粋しています。】

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